股間がかゆいタムシの治療と予防法

いんきんたむしについて

【第2類医薬品】ムズメン 15g

 

陰部やおしりに、かゆみをともなう湿疹ができる「いんきんたむしは」、正式には陰股部白癬といいます。

 

その原因菌は、水虫などと全く同じ白癬菌(はくせんきん)です。「いんきんたむし」は、男性だけがかかる病気と思われがちですが、白癬菌が付着し、それが増殖する環境が整えば、女性にも「いんきんたむし」は発症します。

 

「いんきんたむし」は猫などの動物からうつることもありますが、ほとんどの場合は人から人へうつります。感染のほとんどは家族内にいる水虫の人からと考えられますが、不特定多数の人が集まるスポ-ツセンターやホテルなどの、浴場にある腰掛や洋式トイレなどもその感染源になり得ます。

 

「いんきんたむし」を発症すると膿を出しますので、周りにその患者がいれば膿が付着している可能性も高くなります。

 

白癬菌は高温多湿な環境を好みます。したがって、温水プールや浴場などで感染するケースが多いようです。季節でいえば、やはり夏が多いようです。これは、夏は白癬菌が繁殖しやすい上に、汗などで陰部が蒸れやすくなるためです。

 

最近では、女性にも「いんきんたむし」に感染する人が増えてきています。この原因は、パンストの長時間常用によるものといわれています。さらに、女性の服装も、股間の風通しが良かったスカートなどから、スリムジーンズやレギンスなどの蒸れやすいものを着用するケースが増えてきています。これによって、女性がさらに「いんきんたむし」になりやすくなるのです。

 


page top