股間がかゆいタムシの治療と予防法

いんきんたむしの治療

「いんきんたむし」の治療には、市販されている塗り薬でも十分です。薬を塗っていれば1週間くらいで陰部のかゆみも無くなり、湿疹やできものといった症状もかなり緩和されてくるはずです。

 

だいたい、1日に2~3回の塗布が必要だと思われます。入浴して患部を清潔にした後に薬を塗布するのが理想的です。ただし、その場合には、患部をよく乾かしてからにして下さい。

 

白癬菌は高温多湿で不潔な環境というものを最も好みます。したがって、石鹸でしっかりと洗った後は、よく乾かすことが白癬菌対策には一番効果的なのです。

また、汚れた手で薬を塗ると、別のばい菌が入り込んでしまい、さらに症状を悪化させることになるので注意しましょう。

 

「いんきんたむし」の治療の際に薬を塗るときのポイントは、患部よりも広めに塗ることです。白癬菌が侵入していても、まだ症状の出ていないことも多いからです。もちろん、患部が拡大することを防ぐ意味もあります。

 

股間は足裏と違って角質層が薄い分、白癬菌は奥への浸入が出来ないので、横方向に一気に広がろうとする傾向があるので注意が必要です。ドライヤーの冷風を使って、薬を塗った後は早めに乾燥させるようにしましょう。

 

「いんきんたむし」のかゆみなどの自覚症状が消えても、その後2ヶ月くらいは薬を塗り続けたほうが安全です。潜伏している白癬菌を根絶するためには、それくらいの治療が必要であると考えておいたほうが良いと思います。なお、患部をかきむしってしまうと色素沈着の原因となりますので、できる限り掻かないようにして皮膚が荒れるのを防ぎましょう。

 


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